オルソケラトロジーとは
オルソケラトロジーは、寝ている間に特殊なコンタクトレンズ(オルソケラトロジーレンズ)を装用し、角膜の形状を一時的に矯正することで、日中は裸眼で過ごせるようにする視力矯正法です。
朝レンズをはずした後も、矯正された状態が維持されるので、日中は眼鏡等をつけなくても視力が改善されます。
日常的に矯正された状態を保つために、治療中は基本的に毎晩レンズをつける必要があります。
中止すれば元の状態に戻るため、レーシックやICLなどの手術に抵抗がある方にも選ばれています

近視抑制効果
オルソケラトロジーは、継続的な使用により近視の進行を抑制する効果が期待できます。
オルソケラトロジーの特殊デザインのレンズの装用によって、角膜形状の変化により周辺網膜の焦点が網膜の前に移動することで、眼軸の伸長(近視進行の原因)が抑制されると考えられています。
いくつかの研究では、オルソケラトロジーが眼軸の伸長を約30~50%抑制する可能性が示されています。
ただし、効果は個人差があり、近視進行を完全に防ぐことはできません。
対象年齢
オルソケラトロジーは、レンズの取り扱い・着脱がご自身でできることが条件となります。問題なく装用できるようなら、特に年齢制限はありません。
使用方法
- 就寝中にレンズを装用:
高酸素透過性の特殊ハードレンズを夜間装用します。 - 角膜を圧迫・変形:
レンズが角膜の形状を平坦に矯正します。 - 日中は裸眼でクリアな視界:
レンズを外しても、矯正された角膜形状が維持され、日中メガネなしで過ごせます。
特徴
メリット
- 日中メガネやコンタクトが不要
- 中止すれば元に戻るため、安心感がある
- 若年層で近視進行を抑制する効果が期待される
- スポーツ(特に激しいスポーツ)をする方に向いています。
デメリット
- 保険適用外で費用がかかる
- 誰にでも同じ効果が出るわけではない
- 治療中は定期的な検診とケアが必須
- 通常のハードコンタクトレンズと同程度の合併症リスク(ハロー・グレア現象など)がある。
治療スケジュール
適応となるかどうかを判断するため、各種検査、医師の診察を行います。
検査・診察の結果、オルソケラトロジーの適応があると判断された方には、トライアルレンズを貸し出しております。
実際にレンズを装用し、使用感などをご確認いただけます。
※トライアルレンズ貸出
トライアルレンズを装用した翌日にご来院いただき、レンズが目に合っているか、適切に装用できているかを検査・確認します。
※レンズをご持参ください。
トライアルレンズを装用してから1週間後に定期検査を行い、適切なレンズであったかを検査します。
治療開始をご希望される方はお申し込み頂き、患者様の眼の状態に合わせた専用レンズを注文します。
※レンズをご持参ください。
本治療レンズお受け取り、治療を開始します。
※レンズをご持参ください。
※トライアルレンズ返却
治療開始後は定期的に受診していただき、視力や角膜の状態、レンズの装用状況などを確認します。
※レンズをご持参ください。
その後は3ヶ月おきに眼の状態を確認するための定期検査が必要となります。
※レンズをご持参ください。
費用(税込)
アレルギーやドライアイ、強度乱視等で適応がない場合があります。
片眼:28,750円
- コンタクトレンズ装用ができない場合は治療できません。
- 保証金は貸し出しレンズのご返却時に全額ご返金いたします。
トライアルレンズを紛失、または破損・傷・過度な汚れがありレンズが使用不可能となった場合は保証金より、レンズ1枚につき15,000円をレンズ代として充当させていただきます。
片眼:5,500円/月
- 1年で1枚につき2回まで無償交換可能。ただし紛失は1枚につき¥16,500が必要となります。
- 3ヶ月毎の診察代はレンズレンタル料金に含まれます。
- レンズレンタル代として両眼で¥105,600/年と、ケア用品代が別途かかります。
眼に異常を感じた場合は、すぐに装用を中止し、眼科を受診してください。
なお、定期検査以外で治療が必要な場合は、別途検査代・治療費がかかる場合があります。
