近視管理眼鏡ミヨスマート

近視管理眼鏡ミヨスマート

「見える」と「近視進行予防」を両立できる治療です

ミヨスマートは、HOYA社が開発した、お子さまの近視のためにデザインされたメガネレンズです。D.I.M.S.(ディムス)テクノロジーと呼ばれる特殊な構造を持ちながら、見た目は通常のメガネレンズとほとんど変わりません。

普段のメガネと同じようにかけるだけで使用できるため、コンタクトレンズの装用が難しい小さなお子さまや、目に直接レンズを入れることに抵抗がある方にも取り入れやすい選択肢です。

近視の進行を抑える仕組み

ミヨスマートのレンズは、中央部分でしっかりと見え方を補正しながら、その周囲に多数の小さなレンズ(セグメント)が配置された設計になっています。この構造により、網膜の周辺部で、網膜の手前にピントが合う状態(近視性デフォーカス)をつくり出します。

なお、近視の進行を完全に止めたり、近視そのものを治したりするものではありません。
期待される効果には個人差があるため、定期的な検査と診察を受けながら使用することが重要です。

こんなお子さまに向いています

  • コンタクトレンズに抵抗のあるお子さま
  • 近視度数が強くオルソケラトロジーの適応がない方
  • 普段のメガネと変わらない見た目のものを選びたい

このような方が対象です

  • 5歳から18歳くらいの近視が進みやすい年齢のお子さま
  • 定期的な検査・診察が可能な方
  • 12時間以上の装用が可能な方

対象年齢や適応については、目の状態や近視の程度などを確認したうえで、医師が判断いたします。
※斜視・弱視などの目の状態によっては、処方が適さない場合があります。

治療の流れ

  1. 診察・検査

    視力や屈折状態、眼軸長などを確認し、ミヨスマートによる治療が適しているかを診察します。

  2. 処方箋の発行

    ミヨスマートを作製するための処方箋をお渡しします。

  3. メガネの作製

    処方箋をお持ちのうえ、取扱眼鏡店名にてメガネを作製してください。
    お子さまの顔に合ったフレーム選びや調整も、眼鏡店で行います。

  4. 装用開始

    かけ始めは見え方に違和感を覚えることがありますが、多くは徐々に慣れていきます。

  5. 定期検査

    6か月ごとに定期検診を行い、視力や眼の状態、近視の進行状況などを確認します。

注意点

  • 効果を得るためには、12時間以上の装用が必要です。
  • 効果には個人差があり、すべてのお子さまに同じ効果が得られるわけではありません。
    また近視を治したり、視力を回復させたりするものではありません。
  • かけ始めは、レンズ周辺部で見え方に違和感を覚える場合があります。
    多くは数日〜数週間で慣れますが、気になる症状が続く場合はご相談ください。
  • お子さまの成長に合わせて、フレームの調整や度数の見直しが必要になります。
    定期的な検診を必ず受けてください。
  • 費用

    検査・診察料
    健康保険適用
    (3割負担、または自治体の
    「子ども医療費助成」の対象)
    ミヨスマート

    レンズ代:¥77,000(税込)
    別途:フレーム代