
目は涙が全体を覆っていて乾燥を防いでいます。涙の量の不足や、涙の質が変化して蒸発しやすくなることでドライアイを発症します。
加齢によって生じることが多かったのですが、近年ではコンタクトレンズ・エアコン・パソコン・スマートフォンなどの普及によって子供を含めた幅広い世代で発症するケースが増加傾向にあります。
当院では、一般的な点眼治療に加え、IPL治療、涙点プラグによる治療をご用意し、ドライアイのタイプを見極めた上で適切な治療をご提案します。
このような症状はありませんか?
- 目の乾燥
- すぐに目が疲れる
- ゴロゴロとした異物感
- 目の痛み、かゆみ
- 充血
- 目のかすみ
治療
点眼治療
正常に機能していない涙の層に応じて、各成分に働きかける点眼薬を処方します。
油層を対象とした点眼薬、水分・ムチンを対象とした点眼薬、目の表面の細胞を対象とした点眼薬などがあります。
また必要に応じて、水分を補給したり、傷ついた角膜を修復する点眼薬を使用することもあります。
IPL治療
IPL(Intense Pulsed Light)は、身体を温め炎症を取り除くために使用されている医療用の光治療機器です。抗炎症作用とマイボーム腺の詰まりを溶かす効果が認められており、マイボーム腺機能不全・ドライアイの改善が期待できます。
涙点プラグ
シリコンまたは液状コラーゲン製のプラグで、涙点(涙の排出口)を塞ぐという治療です。
副作用がほとんどなく、プラグが外から見えることもありません。